
早速ボアアップの準備に入りたいと思います!
まずは、ピストンにピストンリング、サークリップを片方のみ取り付けます。
サスペンションが装着された状態では、シリンダを取り外す事が出来ません。
サスのボルト1本を外して、ジャッキでクランク後側を上げてシリンダーが取り外しやすい位置まで上げます。
これで取り付けまでの下準備は完了です!
あ!もちろん、カウルは全て外してから作業を行いましょう(^∇^)
シリンダヘッド、シリンダー、ピストンを取り外し、クランクケース内にウエスを入れてから4本のスタッドボルトを合わせナットで(ナット同士をロック)取り外します。
合わせナットの説明↓
まず、この向きでボルトナットを入れます。
次に上からナットの下面同士を合わせるように被せます。
で、最初にはめたボルトを回せば後にはめたナットがあるので
スタッドボルトを回す事が可能になり、
スタッドボルトを外す事が出来ます!
しかし、残念ながらどうしても1本だけ外す事が出来ませんでした。このままベースガスケットを外します。
やはり古い車輌は経年劣化や錆びなどで固着してしまい、外す事が困難な場合が有ります。
今回はボルトを1本残したまま作業を進めます!
剥がした後は砥石や耐水ペーパーの潤滑油を付けてベースガスケットの残りを完全かつ綺麗に剥がしてしまいます。
コンプレッサーでクランク内の細かいゴミ等も綺麗に排出していまいましょう!
次はいよいよ組み付けていきますよー!