BW'S100 カスタム記録 その9 シリンダ取り外し

早速ボアアップの準備に入りたいと思います!
まずは、ピストンにピストンリング、サークリップを片方のみ取り付けます。
BWS100のピストンサークリップ取り付

サスペンションが装着された状態では、シリンダを取り外す事が出来ません。
サスのボルト1本を外して、ジャッキでクランク後側を上げてシリンダーが取り外しやすい位置まで上げます。
BWS100のサスペンションボルト取り外し

これで取り付けまでの下準備は完了です!
あ!もちろん、カウルは全て外してから作業を行いましょう(^∇^)
BWS100のシリンダーヘッド取り外し

シリンダヘッド、シリンダー、ピストンを取り外し、クランクケース内にウエスを入れてから4本のスタッドボルトを合わせナットで(ナット同士をロック)取り外します。
合わせナットの説明↓
合わせナットの説明 まず、この向きでボルトナットを入れます。
次に上からナットの下面同士を合わせるように被せます。
合わせナットの説明 で、最初にはめたボルトを回せば後にはめたナットがあるので
スタッドボルトを回す事が可能になり、
合わせナットでスタッドボルトを外す スタッドボルトを外す事が出来ます!

残っているスタッドボルト しかし、残念ながらどうしても1本だけ外す事が出来ませんでした。このままベースガスケットを外します。
やはり古い車輌は経年劣化や錆びなどで固着してしまい、外す事が困難な場合が有ります。
今回はボルトを1本残したまま作業を進めます!

クランクケースのガスケット剥がし 剥がした後は砥石や耐水ペーパーの潤滑油を付けてベースガスケットの残りを完全かつ綺麗に剥がしてしまいます。

クランクケース内の掃除 コンプレッサーでクランク内の細かいゴミ等も綺麗に排出していまいましょう!

次はいよいよ組み付けていきますよー!

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