
ひさしぶりにセロー250に乗ろうとするとセルが回りません。
スタータリレーは作動していましたのでバッテリーを充電・・・
バッテリー充電後も同様にセルが回らない
思い切って新品バッテリーに交換しても一瞬だけ回り後は回りません。
(新品バッテリーは取り付け前に充電をしています。)
プラグを外しても回らない 左側のギアを外すと申し訳程度にセルが回りました。
セルモーター内の ブラシセット 純正番号 50M-81801-M0 とOリングの交換で済むと思い
確認の為セルモーターの取り外しを行います。
エキパイだけでも作業は出来ますが耐熱塗料を吹く為にエキパイとサイレンサーを外します。
指が太くセルを留めている2本のネジが外せない為カムテーンテンショナーを外してから行います。
左側のカバーとギアを外して
クラッチワイヤーのケーブルガイドも外します。
クラッチワイヤーガイドを外さないとセルモーターがワイヤー等に当たり取り出せません。
セルモーターを取り出しセルモーターに配線されている+コードを外します。
いよいよ セルモーターの分解です。
2本のボルトを外してセルモーターを割ってゆくと・・・・
セルモーターの中は中が真っ黒で
ブラシが当たる部分のコンミテータは真っ黒で消耗が激しくアーマチュアコイルの配線が切れてました・・
これでブラシとセルモーターのOリング交換では済まない事態になり新品のセルモーターを注文
モーターアッセンブリ 3C5-81890-00 希望小売価格税込 24,192円・・・・
あとマフラーガスケット、カムテーンテンショナーのガスケット等を注文後は交換するだけです。
部品が来るまで埃等が入らない様に
セル取り付け部分にはウエスをかぶしてテンショナーを組み付けた状態で放置
部品が入荷しましたので
新品のセルモーターに外した+コードを取り付けてから装着してボルト締め
クラッチワイヤーのケーブルガイドを取り付ける前に
汚れや腐食がありますとアース不良になりやすくなりますので
アース線の辺り面を磨いておきます。
後は逆の手順で組み付けたらセルモーターの交換は終了です。
カムチェーンテンショナーは 10mmのメガネで6mmのボルトを外し
マイナスドライバー等で中のネジを回してテンショナーを縮めながら
テンショナーのガスケットと一緒に取り付けます。
カムチェーンテンショナーを付けてからセルスターターボタンを押して作動確認
正常に作動したらマフラーを装着したら完了です。
注意 カムチェーンテンショナーを付けずにクランクを回してはいけません。
セロー250のセルモーター交換分解の参考になれば幸いです。