
目次
はじめに
新型NMAX2025年モデルの大容量タンクがいよいよ登場いたしました。
こちらの取り付け方法を解説した記事になります。
作業時間は1時間~2時間です。
こちらのリンクからご購入頂けます。
注意!
・走行中に異常が発生した場合は直ちに車輌を停止し、安全な場所まで移動して下さい。
・作業を行う際は必ず、水平の安定した場所で行って下さい。
・作業完了後は製品が正しく装着されているか、サービスマニュアルに沿って点検後、乗車して下さい。
・点検時に損傷部品や欠損部品箇所が見つかった場合は、必ず新品部品への交換を行って下さい。
点検整備を怠った場合、重大な事故につながる恐れが有ります。
・点検、整備は必ず純正サービスマニュアルをご参照下さい。
・ご自身で作業を行う場合は、自己責任で行って下さい。
※こちらの説明ページを参考にして起きたいかなる事故・損害等も責任を負いかねます。
左側サイドパネルを外す
左側サイドパネルを外していきます。
赤丸部分のボルトを外します。
下側から覗き込んだら見えます。

サイドカバーのフロント部分のボルト2本外す。

上記のボルトが外せましたらカバーを外していきます。
リア側から持ち上げるように外していきます。



カバーを外した状態はこちらです。

左サイドカバー ロアを外す
左側ロアサイドカバーを外していきます。
まず、ラバーのフットレストをめくって外します。


赤丸部分2か所のボルトを外します。

サイドスタンド上部分のリベットを外します。

フロント部分のリベットとボルトを外します。
ハンドルを反対に切ってから覗き込んだら見えます。

これでロアカバーを外すことが出来ます。

これでガソリンタンクが見えます。

シートを外す
シートを外していきます。
シートは、開けてボルト3本外すだけで簡単に外せます。

これでシートを外せます。

右側サイドカバーを外す
右側のサイドカバーを外します。
外す場所は左側と同じですので、割愛します。

タンクキャップカバーを外す
タンクキャップのカバーを外します。
赤丸部分のボルトを2本外します。
右側も左側も同じです。


フロント部分のリベットを外します。
これも、右側左側があります。
フロントフォーク奥側を覗き込んでください。

外し終えたら、タンクキャップを外します。

カバーを上に持ち上げて外します。
ただし、タンクキャップカバーのワイヤーが繋がっていますので完全に外すことは出来ません。

プラスチックのカバーの下に防水用のゴム製のカバーがあります。
このゴム製のカバーを外します。

ガソリンタンクに繋がるホース・カプラを外す
タンク下部の配線とホースを外していきます。
配線カプラが2本と、ホースが1本ありますので、全て外します。

一番右のガソリンホースの外し方です。
細いマイナスドライバーで、赤い爪を外して下にずらします。
下の写真では左側だけですが、右側の爪も外します。

赤いクリップは下にずらすだけで良いです。
外す必要は有りません。

後は、引っ張ればガソリンホースを抜く事が出来ます。

ホース横のカプラを抜きます。

外した配線カプラの奥のカプラも外します。
こちらは下向きに刺さっています。


続いてタンク右側にクランプされている配線を外します。


タンク本体の脱着
いよいよ、これで純正のタンクを外していきます。
ずらしながら引き抜きます。

こちらが外したタンクになります。

外したタンクと大容量タンクを比較してみます。
全体的に少し大きくなっています。

外した古いタンクからガソリンポンプ、フロートのASSYを取り外します。
赤丸部分のボルト4本を外して、中から引き抜きます。


引き抜いたポンプ、フロートASSYを新しい大容量タンクに移植します。
向きに注意して取り付けてください。

移植出来ましたら、大容量タンクを取り付けていきます。

少しコツはいりますが、下の写真のようにきれいにすっぽり嵌める事が出来ます。

ゴム製のカバーを嵌めます。

付属のステーをタンクに取り付けます。

こちらは取り付ける際に付属のネジロック剤を使用してください。

赤丸部分のボルトを嵌めてタンクを固定します。

反対側も同じようにボルトで固定します。

付属のホースクランプにホースを通して、両面テープでタンクに張り付けて固定します。
テープ貼り付け面はしっかり脱脂してから張り付けてください。

NMAXのモデルによって、タンクにブリーザーホースが付いているモデルと付いていないモデルが有ります。
タンクにブリーザーホースが付いているモデルはそのまま元から付いていたブリーザーホースを大容量タンクに繋いでください。
もし、付いていないモデルの場合はタンクに付属のホースを繋いで、車両下部に出るように垂らしてください。


ガソリンホース、配線を取り付けます。

これでタンクの換装は完了です。
あとは、カウルを外した手順と逆の手順で戻していけばOKです。
お疲れさまでした!

