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クロスカブ110 強化フロントフォークスプリングの取り付け方法
クロスカブ110のフロントフォークスプリングを、ノーマル比で約30%強化された強化スプリングへ交換する手順をご紹介します。
フロントフォークスプリングを強化することで、ブレーキング時の沈み込みを抑え、フロントまわりの安定感向上が期待できます。通勤やツーリング、積載時などで「フロントが柔らかい」「もう少ししっかりした乗り味にしたい」と感じる方におすすめのカスタムです。
この記事では、フロントホイールやフロントフォークの取り外しから、フォークオイル交換、強化スプリングの組み付けまでの流れを解説します。
注意!
・走行中に異常が発生した場合は直ちに車輌を停止し、安全な場所まで移動して下さい。
・作業を行う際は必ず、水平の安定した場所で行って下さい。
・作業完了後は製品が正しく装着されているか、サービスマニュアルに沿って点検後、乗車して下さい。
・点検時に損傷部品や欠損部品箇所が見つかった場合は、必ず新品部品への交換を行って下さい。
点検整備を怠った場合、重大な事故につながる恐れが有ります。
・点検、整備は必ず純正サービスマニュアルをご参照下さい。
・ご自身で作業を行う場合は、自己責任で行って下さい。
※こちらの説明ページを参考にして起きたいかなる事故・損害等も責任を負いかねます。
クロスカブ110 強化フロントフォークスプリング 取り付け方法
クロスカブ110に、ノーマル比で約30%強化されたフロントフォークスプリングを取り付けます。
今回取り付ける強化スプリングは、全長と外径はノーマルスプリングと同じですが、線径を太くし、巻き幅を変更することで、ノーマルよりもしっかりとしたフロントサスペンションに仕上げられています。
ブレーキング時の沈み込みが気になる方や、フロントまわりの安定感を高めたい方におすすめのカスタムパーツです。
作業前の準備
フロントタイヤを取り外した後にボルト類を緩めようとすると、車両が不安定になり転倒する恐れがあります。
そのため、ジャッキアップする前に、あらかじめ以下のボルト類を軽く緩めておきます。
- ステム左右のフロントフォーク取り付けボルト 4本
- ブレーキキャリパー取り付けボルト 2本
- フロントホイールのアクスルシャフト
各部を緩めたら、エンジン底面にジャッキを当て、車両が転倒しないように安定させます。
注意
作業中は車両が不安定になります。必ず安全に固定し、無理な作業は行わないでください。
フロントまわりの取り外し
まず、ブレーキキャリパーを取り外します。


次に、ABSセンサー線を固定しているガイドと、ABSセンサー本体の取り付けボルトを取り外します。


その後、フロントホイールを取り外します。


カラーの紛失や、左右の取り付け位置を間違えないようにするため、取り外したカラーはホイールに付けたまま、アクスルシャフトとナットを仮組みして保管しておくと安心です。

フロントホイールを取り外したら、フロントフェンダーを取り外します。



続いて、左右のフロントフォークを車体から取り外していきます。

こちらが取り外したフロントフォークです。

続いて、フロントフォークを分解する為にブーツを外します。
赤丸部分のブーツのバンドを緩めます。

ブーツバンドを緩めますと、そのままブーツを外すことが可能になります。

フロントフォークスプリングの取り外し
作業時の注意
ここからの作業では、フロントフォークスプリングを圧縮します。スプリングの反発により、部品が飛び出したり、けがをする恐れがありますので、十分注意して作業を行ってください。
フロントフォークキャップを取り外すには、ATopの専用工具「Cクリップ固定式 フロントフォーク オーバーホールキット」を使用します。
専用工具をフロントフォークトップキャップを覆うように取り付けます。

その後、スプリング圧縮用のボルトを締め込み、フロントフォークトップキャップを押し下げます。

Cリングが見える位置までトップキャップを押し下げたら、Cリングを取り外します。


Cリングを取り外したら、フロントフォークキャップをゆっくり取り外します。


スプリングには取り付け向きがあります。取り外す前に、針金などでスプリングの向きが分かるように印を付けておくと、組み付け時に確認しやすくなります。
フロントフォークキャップを外したら、フロントフォークオイルとフロントフォークスプリングを抜き取ります。

フォークオイルの注入
古いフォークオイルを抜き取ります。

- フォークオイル:G10
- オイル量:77ml
- オイルレベル:115mm
![]()
フォークオイルを入れた後は、インナーチューブを数回上下させてエア抜きを行います。


エア抜き後、油面を測定し、規定のオイルレベルに調整します。

強化スプリングの取り付け
油面調整が完了したら、強化フロントフォークスプリングを取り付けます。
強化スプリング(30%)と純正スプリングの比較です。上が純正で下が強化スプリングです。線径が太くなっております。
スプリングは、巻き部分の幅が密になっている側を下向きにして挿入します。

スプリングを入れたら、フロントフォークキャップを取り付けます。

専用工具を使用してスプリングを圧縮し、Cリングを取り付けます。


Cリングが確実に溝へはまっていることを確認してください。
車体への取り付け![]()
フロントフォークの組み付けが完了したら、取り外しと逆の手順で車体へ取り付けます。
- フロントフォークの取り付け
- フロントフェンダーの取り付け
- フロントホイールの取り付け
- ABSセンサー、ガイドの取り付け
- ブレーキキャリパーの取り付け
最後に各部の締め忘れがないか確認し、ブレーキの効きやハンドル操作に異常がないか確認します。
問題がなければ作業完了です。
強化フロントフォークスプリングについて
ノーマルスプリングは街乗りでは扱いやすい反面、ブレーキング時の沈み込みや、荷物を積んだ際のフロントまわりの頼りなさが気になる場合があります。
ATopの強化フロントフォークスプリングは、ノーマル比で約30%強化することで、フロントまわりの安定感を高めることを目的としたカスタムパーツです。
ツーリング、通勤、積載時など、よりしっかりした乗り味を求める方におすすめです。
30%強化インナースプリング
純正同寸で組み込みやすい、30%強化インナースプリング。
40%強化インナースプリング
純正同寸で組み込みやすい、40%強化インナースプリング。



