
7月に入り気温が熱くなってきましたが如何お過ごしでしょうか
このところ走行中での発進時や加速の時では異音が聞こえませんが
アクセルを戻した時にベルト鳴きの異音が聞こえるようになりましたので早速点検です。
キックペダルとクランクフィルターカバー、クランクケースカバーキャップを外します。
エアクリーナーボックスとクランクケースを留める10mmボルトを外し、クランクケースカバーを外します。
今回クランクケースカバーを外す時真ん中のボルト(キックシャフト右側のくぼみ部分)を外し忘れたのは秘密です。
開けて見ると赤茶色の汚れがいっぱいありました。
クランクケースカバー、クランクケース内、プーリー、ウエイトローラー、ベルト、クラッチ等は赤茶色まみれ
クランクケースのフィルターとともにエア吹きをして汚れを吹き飛ばします。
あらかたエア吹きをしたプーリーのウエイトロラー装着部分ととプーリーのスライドピース接触面
ランププレートのウエイトロラー接触面のガタや偏摩耗のチェックをします。
ウエイトローラーが結構消耗しておりまたベルトはひびがありました。
ウエイトローラー、Vベルト交換後約15,000km経過しており、ベルトにヒビがありましたので交換です。
今回 プーリー、ランププレート、クラッチアウター等はそのまま使用可能でしたので
ペーパーを軽くかけてからウエイトローラー、ベルトを新品にして交換終了です。
プーリー、ランププレート、スライドピース、クラッチシュー等も ウエイトローラー、ドライブベルトと同様に消耗品です。
点検時にガタや偏摩耗あった場合は交換しましょう。
新品のウエイトローラー、Vベルト、を組み付けたら クランクケースカバーの装着ですが
その前にキックスターターギアとシャフト面の埃等をとり軽くグリスを塗って組み付け動作確認をします。
そして2個あるコッタピンにグリスを塗ってからクランクケースカバーの装着です。
コッタピンにグリスを塗り忘れるとコッタピンが錆びてしまいクランクケースカバーの脱着がやりにくくなる事がありますので
グリスを塗って錆による固着の防止をしておきます。
ウエイトローラー、Vベルト、クラッチ交換の際は
埃等が結構でますので作業終了後はうがいをしておきましょう。
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