
PDバルブは
テレスコピックタイプのフロントフォークに組み込むことにより
カートリッジタイプの様な性能に変化をもたらすアップグレードカスタムパーツです。
ノーマル状態では走行中キャップを拾った時のガッツンとした突き上げ感や不安定感がありましたので
フロントフォークのアップグレードをと考えてはいましたがフロントフォークASYY交換ともなると
お金が・・・と思っていた矢先PDバルブを使う事が出来るようになりました。
セロー250に使用するPDバルブは 29.0mm タイプです。
PDバルブ組み付け前にフロントフォークのO/Hから始めます。
フロントフォークに装着されているブレーキキャリパー、ブレーキホースクランプ、
フロントホイール、フロントフェンダ2を外します。
フロントフォークを取り外す前にフロントフォークのトップキャップを緩めておきます。
フロントフォークを留めているアンダーブラケット(ステム)、
ハンドルクラウン(アッパーブラケット)のネジ8本を緩めて左右のフロントフォークを外します。
外し終えたらフォークブーツを取りフロントフォークのトップキャップを取り外して
インナーチューブからスペーサカラー、スプリングアッパワッシャ、フロントフォークスプリングを
取り出しから、フォークオイルを出します。
フォークオイルは異臭が無く意外ときれいな状態でした。
フロントフォークのダストシール、シールストッパリングをはずし
アウターチューブの底にあるボルト取り外すと
アウターチュ―ブからフロントフォークシリンダとインナーチューブが取り外せます。
ボルトにはガスケットワッシャーがありますので注意してください。
インナーチューブからオイルシール、ワッシャ、スライドメタルを外したら
アウターチューブ、フロントフォークシリンダ、インナーチューブ、スプリング等
取り外した部品類をパーツリーナー等で洗浄します。
次は スペーサーカラーとフロントフォークシリンダの加工 です。