CE11A アドレスV100 と CE13A アドレスV100 対応セルモーターです。
早速、装着・作動確認を行います。
今回の生贄は CE13A アドレスV100 K3 です。
作業前に右下にあるバッテリーのアース線をはずしておきます。
CE11A/CE13A アドレスV100のセルモーターはクーリングファン側のエンジンの下部にあり
マフラーを外さないと交換ができません。
まずはマフラーを外してからセルモーターを留めている+ネジ2本を外します。
クランクケースからセルモーターを外したらセルモーターに繋ぐ+線も外しておきます。
この時に+線の端子とクランクケースのセルモーターが当たる部分はワイヤーブラシ等で磨いておきます。
2サイクルエンジンですのでセルモータへの油汚れと油に付着した土埃が目立ちます。
新しいセルモーターに外した+線を付けたら逆の手順でクランクケースに取り付けます。
セルモーター取り付けネジのタイヤ側にはキャブレターオーバーフローのホースとホースクランプがきます。
マフラー装着前にバッテリーから外したアース線を取り付けセルモーターの作動確認を行います。
マフラーを装着してからエンジンをかけてもよいのですが不良や不具合があった場合
またマフラーを外さないといけませんので
マフラー無しでエンジンをかけます。
やはりマフラー無しでエンジンをかけ火が入ると爆音です。
無事にセルが作動したらマフラーの取り付けです。
この CE13AアドレスV100 はセンタースタンドロック機構と排ガス規制車両の為二次空気供給装置
につながるホースがある為マフラーの装着はやりにくくなっています。
この後CE11Aの排ガス規制前アドレスV100にも取り付けをして無事セルモーターの作動確認を致しました。
CE11A アドレスV100 は CE11A-5****** から排ガス規制車両となっております。
アドレスV100 は CE11Aの初期型が1991年に販売されて
最終型のCE13Aは2005年で生産が終了しました。
CE13A アドレスV100の生産が終了してからでも13年経過しています。
エンジン左側アース線とアース線をつなぐクランクケース部分と
車体右側ワイヤーハーネスとセルモーター+配線のコネクターを繋ぐ部分の汚れや
錆がある事が多くセルモーターの作動不良の原因となりますので点検と磨きを行うと良いでしょう。